商品パッケージやラベルのデザイン制作では、バーコードとの関係はデザイナー泣かせであり販売者泣かせでもあります。

デザイン目線だけで言うと「デザインバーコード(※1)」というバーコード自体をデザインする方法もありますが、単なるデザイン上のイメージUPにしかなりません。
一般的なバーコードを含めたデザインをする場合、ビジュアル重視の中、限られたスペース内に無理やり入れなくてはいけないので余計なデザイン作業がかかりますし、商品となってからも店側のレジ作業の際どこにバーコードがあるのか探す時間がかかり、レジ時間の増加や客のイライラ増加にもつながります。

スーパーマーケット「ビッグA」では商品パッケージの周囲にぐるりとバーコードを付け、パッケージデザインもあまり損なわずに、店内オペレーションの削減ができる新しいパッケージデザインを開発・実施しています。これによってレジ時間効率が上がったとして、同社の求人にも「スピーディーなレジ操作」と謳っているほどです(※3)。

商品によって可不可はあるでしょうが、こういった関連するみんなにやさしいデザインはこれからもっと進められていくことであると思います。

※写真等は掲載できませんので以下参考サイトよりご確認を
参考(※1):http://www.d-barcode.com/index.html
参考(※2):https://www.fnn.jp/articles/-/192927
参考(※3):https://biga.saiyo-job.jp/g1vv/recruit/