弊社では、主にIllustrator cs5を使用してデザイン・編集を行ってきましたが、近年、外部の方からいただくデータなどは上位バージョンcs5以上での支給が多くなり、
また現状のMacではcs5は正式には対応しておらず動作・起動不安定の観点から徐々にIllustrator2020への移行が始まりました。
上位バージョンへの移行により処理速度のアップなど優れた部分、逆に以前にあった便利な機能が省かれていたりとちょっとした不便な部分もあります。
上位バージョン=全てが良いという訳では無いですが、移行によるメリットは大きく、その中でもフォント関連で良いと思った機能がありましたのでご紹介します。

●Adobe Fontsが使える
弊社デザイナーがメインで使用しているのはモリサワフォントですが、それに加えAdobe Fontsを無制限に使用が出来るとのことです。
以前まではプランによってフォントの利用制限もあったようですが、2018年から複雑な利用制限が撤廃され全てCreative Cloudプランに含まれています。
Adobe Fontsフォントサービスでは、400を超える日本語フォントを含む18,000以上の高品質なフォントを、印刷・ web・映像などの制作物に使用することができます。
一度アクティベートしたフォントは、他のアプリでも使用可能。IllustratorとlnDesignのフォントメニューにAdobe Fontsの使用可能なフォントをすべて表示し、
その場でアクティベートして使用することができます。また、Adobe Fontsはアドビ製品だけでなく、WordやExcelなどのビジネスアプリや、iPad、iPhoneなどのiOS端末でも利用する事ができるようです。
制作時の利点として、デザイナーのデータ共有の際に問題視されるのがフォントの有無になりますが、Creative Cloudメンバー同士であればスムーズにフォントがアクティべートされ、
フォント問題もクリアになるのではないでしょうか。

●Google Fontsが使える
これはgoogleが提供する印刷用・webフォントが完全無料で利用できるサービスです。
1000種類ほどのフォントファミリーが利用可能で様々な言語に対応しておりますが、Adobe Fontsほど種類は多くはありません。日本語も31種類とやや少なめなのですが、
キャッチコピーなどポイントで使用するにはよいのではないでしょうか。
下記のリンクからアクセスできます。
https://fonts.google.com/

Creative Cloudを導入したことでにモリサワに加えて、Adobe Fonts・Google Fontsも利用可能となりデザイナーのフォントの選択肢も増えました。
フォント1つで雰囲気も変わりますのでデザイン・表現の幅を広げるきっかけになればと思います。