Instagram(以下インスタグラム)は、Facebookが所有するアメリカ発の写真・動画共有SNSです。
近年は特に、他のSNSよりも画像投稿の強みを生かして、趣味の投稿以外でも、あらゆるジャンルの企業アカウントのブランディング強化や広告、モニター活動などに広く活用されています。
若年層にとってはGoogleなどの検索エンジンなどと似たようなツールであり、リアルな口コミとして参考にしている…なんてこともよく聞きますよね。そういったターゲットの流れを汲んで、近年インスタグラムでの広報活動に力を入れている学校が弊社のクライアント様でも増えてきました。ダイレクトメールなど印刷物でも大きくアピールしています。

ただし、毎日多くの投稿がされ続けているSNS。ただ単純に投稿していても埋もれてしまって広報効果はありません。そこで、人気アカウントを見ながら私が個人的に「これいいな」と思ったことを3つにまとめてみました。

映える写真

これはインスタグラムが画像投稿SNSである限り、避けられない課題です。
しかし、映えるとはいえ、必ずしもプロっぽい写真が必要とされているわけではありません。普段通りのスナップ写真でも、伝えたい内容がわかる写真や画像であることが重要です。
色味が極端に薄暗い、メイン以外に色々と写っている、ピントがずれているなどではせっかくの投稿を活かせません。伝えたいメインのメッセージに合った写真であることがポイントだと思います。
特に、インスタグラムでは投稿前に手軽に写真の補正や調整ができるので、色々と試してみましょう!

全体の投稿の統一感

ブランディングの統一は、企業HPやパンフレット、ダイレクトメールなど様々な部分で重要になります。
SNS上でもそれは同じ。全体の投稿が同じアカウントから投稿されていることがわかるような工夫があると、広報活動を行う上で印象が統一され、覚えてもらいやすくなります。
「写真のふちのあり・なしを統一する」「画像に入れる文字を統一する」「写真にサイン(ロゴやアカウント名)を入れる」「写真補正の色調を統一する」などちょっとした加工でグッと印象が良くなります。
定期的に複数テーマの投稿を行うなら、投稿一覧画面で見たときに位置が揃うように順番を一定にする、なども統一感が出て見栄えが良くなる工夫の一つです。

投稿からプロフィール画面へ飛びやすい仕掛け

グリッド投稿(分割投稿)といわれる3枚〜9枚程度の複数投稿で大きな1つの写真に見える投稿は、企業アカウントでよく見る仕掛けの一つ。写真の一部だけが見えることで、全体はどうなってるのだろう、と興味を持たせてプロフィール画面に誘導するチャンス。プロフィール画面へ誘導できれば、フォローしてもらえる確率が上がり、さらにHPへつながるURLへ誘導したり、他の投稿もチェックしてもらいやすくなります。

ちょっとした工夫でよりわかりやすく、より付加価値を高める。これは私たちが普段作っているダイレクトメールやパンフレットなどのデザインにも共通することです。そしてせっかくダイレクトメールやパンフレットでSNSを告知・掲載しているので、ぜひターゲットにフォローしてもらえるような魅力的な投稿に!
学校や企業のアカウントでも、ちょっとした工夫でいつもの投稿をもっと目を引く投稿にすることができるかもしれません。
ポイントを踏まえて、学校や企業の良いところを積極的にアピールしていきましょう!