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今回は「マーケティング」についてお話させて頂きたいと思います。

「マーケティング」という言葉は、ビジネスの世界でよく耳にする方も多いと思います。
しかし、人によって「リサーチ」、「広告宣伝」、「データ分析」など「マーケティング」の言葉の意味は様々です。

私たちが日常使用している製品は、製造業者により生産され、卸売業者(商社、卸売市場、卸問屋、仲介人など)に渡り、さらに小売業者(百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、専門店など)を経て消費者が使用します。
これらの4段階の流れを取り巻くものが市場、マーケットと呼ばれるものです。

近年、消費者ニーズの多様化・高度化・少子高齢化の進展、情報化の進展、国際化など、様々な市場環境が変化し、そのスピードも速くなっています。

常に変化を続ける市場環境に対応しながら①製品・製品やサービス、②価格、③流通経路や物流、④プロモーションなどを統合して、自らの存在価値を向上させていく活動をマーケティング活動と呼んでいます。

日本マーケティング協会(JMA)では以下のように定義しています。
「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得?ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である」

定義のポイントとしては
「他の組織」には非営利組織(教育・医療・行政など)も含んでいる。
「グローバルな視野」として国内外の諸環境(社会・文化・自然環境など)を重視する姿勢を示している。
「顧客」には消費者、取引先、関係機関、個人、地域住民など広範に含んでいる
「総合的活動」とはリサーチ、製品・サービス、価格設定、プロモーション、流通、顧客や環境との関係などに関わる諸活動である

この定義には、需要・競争・社会の3つの分野にマーケティング活動を応用させるべきことを示しており、一貫性のある内容となっています。

事業の課題解決のためマーケティングはとても重要です。
当社ではクライアントのパートナーとして課題解決に取り組んでいます。
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