皆さんは「ふるさと納税」をしたことはありますか。
私は今まで一度も行ったことがありませんでした。なんだか面倒くさそう…と思っていたからです。

お得だけど書類とか手続きとかが面倒くさそうだな…という先入観によって、先週まで実際の手続きすら調べたこともありませんでした。
この「面倒くさそう…」というネガティブイメージは普段のデザイン業務でも度々課題になります。

例えば、
・説明文など文字原稿が多すぎて読むのが面倒くさい
・申し込み方法がややこしくて面倒くさそう
・細かな注釈が多く、条件が厳しそうに感じる など

「面倒くさそう」というネガティブイメージには、根本的な解決や原稿の改善が必要な問題もありますが、デザイン面でもターゲットに与える印象を改善することで内容はそのままで改善できる場合があります。

私が普段行っている改善策としては、
・Q数の変化で紙面にメリハリをつける、圧迫感のないカラーの使用
・ひと目でわかる図や表の使用
・親しみやすいデザインで敷居を下げる など

上記は紙媒体だけでなくWebにも共通する部分のある改善策だとは思いますが、最近Webサイトでは文章や図を読ませるのではなく「動画」を使用して見せる方法も多いです。動画の伝える力についてもちろん認識してはいましたが、先週ついに私は「ふるさと納税面倒くさそう…」というネガティブなイメージを、Webで公開されている「動画」で乗り越えてしまいました。

ちなみに、私がふるさと納税をしようと思い立った理由は「西日本豪雨」の募金です。
様々な企業・団体を通した募金が開始していますが、中には詐欺や何に使われているか分からない…という不安があるものも。「安全に・きちんと必要としている所に届く」という条件では大阪事務所で義援金募集が開始するのを待つという手もありますが、被災した自治体自らが義援金や支援金を募る手続きを開始するには時間がかかることも多いそう。
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の災害支援では、被災された自治体への直接寄付する方法以外に、被災された自治体に代わって寄附を受け付ける自治体への寄付が可能です。クレジットでの寄付がスマホひとつで可能なこともあり、すでに多くの寄付が集まっています。

これは、ふるさと納税で災害支援が出来るという新しい方法を知った小さな感動だけでなく、私の「面倒くさそう」を「ちょっと調べてみるか」と乗り越えさせた動画の力を改めて実感した出来事でもありました。
よければ皆さんも覗いてみてください。

ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/