・デザインを含めた新規制作or全面デザイン改修
・スマートフォンにも対応した仕様
・自社で更新できる仕様(CMS「WordPress」の利用)
Web制作 or 改修案件において上記のような要望は多々あり、これまでは上記のような要望にには「フルオーダーメイド」による対応を前提とした見積作成を行ってきました。
デザインをゼロベースで改修するには、Webにおいても大きな工数(作業時間)が必要となり、設計・制作工数として約5~8人日(1日:40,000~50,000円)が確実に必要となります。
内訳を明記した詳細な見積書により、費用を要する背景を理解いただけても、クライアントにもさまざまな理由で設定された「予算」があり、発注に至らない場合もあります。
そこで先日の引き合いより、
「フルオーダーメイド」「パターンメイド」「DIY」に分類し、予算に応じて選択可能な見積パターンを作成しています。
●フルオーダーメイド
従来どおり、ゼロベースでデザイン制作を行います。
●パターンメイド
あらかじめ制作されたデザイン テンプレートを利用し、サイト名称(ロゴ)やメイン画像のみを制作します。
●DIY
デザイン テンプレートのみを納品し、反映する写真や文字はすべてクライアント側で反映します。
あらかじめ制作されたデザイン テンプレート
WordPressの標準機能「テーマ」は、デザインの着せ替えが容易に行える機能として重宝されています。
※テーマ:WordPressに反映可能なデザイン テンプレート。
この機能を利用し、既にデザインされたテーマを購入し導入することで、ライセンス費用は必要になるものの、デザインに掛かる作業時間、工費を大幅に抑制することが可能になります。
※下記にご紹介するテーマのライセンス費用は、20,000円~/無期限 なります。
テーマには更新箇所を独自に設定することができ、目的に応じたテーマを選定することで、更新箇所をWordPressに後付けする必要が無くなり、工費の抑制が可能になります。
※WordPressの改修作業は規模の小さい改修でも、検証を含めると合計1人日以上 必要になります。
テーマについて
・テーマ一覧
・テーマの説明ページ
http://design-plus1.com/tcd-w/tcd045/
・テーマ「TCD045:SOURCE」のデモページ
http://tcdwp.fun/tcd045/
デザインの多くを写真が占めておりますが、レイアウトや要素の装飾は一定以上のクオリティが担保されており、「デザイン性が重要ではない」案件においては十分な品質だといえます。
テーマ利用時のデメリット
デザイン性が重視される案件や特異な運用を行う案件においては下記のような問題が出てくることもあります。
・同じテーマを利用したサイトとデザインが似てしまう
・目的に沿ったテーマが見つからない
広がりつつある多様化に合わせて、自社の利益を確保しつつ、予算や要望に応じたクライアントの選択肢を少しづつ広げていきたいと思います。