最近ニュース番組やネットでMRという言葉をよく目にします。
ARとVRを融合しさらに発展させた新しい技術だそうです。

◎AR(拡張現実)
現実の世界に仮想の世界を重ねて「拡張」する技術。
CGでつくられた3D映像やキャラクターなどを現実の風景と重ねて投影することで、まるで現実の世界にCGキャラクターが現れたような体験ができる。例としてポケモンGOやSNOWなど。

◎VR(仮想現実)
特にゲームなどで活用されており実際に入り込んだかのような体験ができる技術。
VR用のゴーグルを使用することでCGや360°カメラなどで撮られた全周囲映像を体験すると、右を向けば右の景色が、左を向けば左の景色が見える。ゲームだけではなくスマホのコンテンツとしても手軽に利用できるようになる。

◎MR(複合現実)
AR技術をさらに発展させ、それぞれの位置情報などを細かく算出することでキャラクターであったり建物などの後ろや左右に回ったりまた自由な角度から見たりすることができる。また目の前の空間にさまざまな情報を3Dで表示させ、そこにタッチし入力もできるようになる。まさに映画であったワンシーンが現実になろうとしている。現実世界と仮想世界をより密接に融合させ、バーチャルな世界をよりリアルに感じることができるのがMR(Mixed Reality)。

MRのさらに凄いところは、同じMR空間を複数の人間が同時に体験することも可能になるところです。
例えばゲームでは街に隠れたモンスターを探す事もできれば、ビジネスの場面では世界各国にいるスタッフとテレビ会議のような違和感もなくディスカッションすることもできるそう。

現在試作段階とのことで我々がビジネスで利用できる日はまだまだ先で5~10年と言われていますが、ゲームやエンターテインメントからビジネスシーンに至るまで、あらゆる分野で今後の成長が期待されます。

弊社では利用することは無いかもしれませんが今後の動向に注意を働きかけアンテナを張り巡らし、情報を集めていきたいと思います。