方正(東京・文京)とアスコン(広島県福山市)は、画像認識人工知能(AI)を活用したチラシ校正支援システムを開発した。新聞折り込みチラシなどの制作過程で、チラシの原稿データと制作した画像データをAIで比較して校正漏れを指摘する。校正作業を効率化し、ミスを減らせる効果を得られるという。

チラシ校正支援システムは原稿データと制作したチラシのPDFデータをAIが比較し、相違を判断する。まずPDF上の掲載商品に対して、AIが商品ごとに境界を判断する。
次に、商品の画像や情報、価格などを識別して原稿データと比較。問題なしは「緑色」、値段などの文字情報に誤りがある場合は「赤色」、うまく認識できない場合は「青色」と色分けして、比較結果をPDF上に表示する。

校正作業をAIでできれば校正ミスを防ぐことにつながる。2019年4月からクラウド上で提供開始とのことだが、コストと人件費を比較しメリットがあるか検証したい。
当社の旅行案件などには有効活用かもしれない。