10月18日(木)に大阪勧業展で開催された「中小企業のためのデザインセミナー」に参加してきました。
対象は商品企画・開発を行っている営業担当で、顧客及び外部デザイナーとデザイン制作する上で、どのようなプロセス、行動を取ることが重要であるかという内容です。

セミナー1は「人に感動を与える商品開発」
人に感動を与える商品を作るには、まず今までに感動した商品を想い、そこから・発見・驚き・ワクワク感・共感・ベネフィット等を考慮してデザイン価値を創造することが感動を与える商品開発につながる。
顧客の課題を解決するためには、顧客と共に考え、デザインしていくプロセスが重要であるとの内容でした。

セミナー2は「デザイナーとはじめてのデザイン開発」
まずデザインとは付加価値であり、アートとデザインの違いは、アートは自己満足の世界であるのに対し、デザインは相手(顧客・消費者)の評価が重要になっている。

商品(デザイン)を作る過程には
・気づく(観察する)
 ↓
・考える(アイデア)
 ↓
・作る(視覚化)
 ↓
・伝える(販売)
のプロセスがある、デザイナーの能力を引き出すには・ターゲット・競合・納期・予算(費用)・コンセプトの要素と円滑なコミュニケーションが必要で、何かが欠けても満足なデザインは完成しない、といった内容でした。
我が社はデザインの内製化をしているのでセミナーの対象とは多少違っているのですが、顧客に対するスタンス、外部デザイナーに対するスタンスは参考になるものもありました。