前回の投稿でブラウザ間の解釈の違いについて寄稿しましたが、本稿ではそのシェアについて考えてみたいと思います。

2018年10月時点のWebブラウザのシェアがランキング形式で掲載されています。
https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/
https://www.tam-tam.co.jp/tipsnote/others/post13405.html

日本国外での調査ではGoogle Chromeのシェアは60%を超え、またInternet Explorerは10%にも満たない結果となりました。

日本国内に目を向けるとパソコンではGoogle Chromeが新旧のバージョンを含め50%とシェアを広げ、Internet Explorerも下落傾向にあるといわれていますが依然として一定数のシェアがあり、約20%とトップシェアに追随します。

Internet Explorerのシェアが海外と日本国内で異なっているのはあくまで主観ですが、メーカーが市販しているパソコンのプリインストールで同封しているInternet Explorerをそのまま使用しているユーザーが多いのではないかと考えています。
現時点では前投稿で結論づけたとおり、Internet Explorerユーザーは無視してよい水準ではないといえます。

スマートフォンのシェアは日本国内では圧倒的にiPhoneのシェアが高いですが、Android OS搭載の端末もそれに追随し二極化が進んでいます。
iPhoneの場合はSafari、Androidの場合はGoogle Chromeが標準のブラウザといえますが、Androidの場合は各社各様に端末が乱立しOSのバージョンだけではなく、画面サイズにあわせた最適化など、制作にあたり注意していかなければならない面もあります。

大きなシェアを獲得しているGoogle Choromeについてはバージョンアップが定期的に発生し、Webサイトに多大な影響を受けるケースがままありますため、
バージョンアップに関わる早く情報をキャッチし、その影響範囲について鑑み、考えられるリスクを摘み取っていくことも大事だといえます。