生活している中で様々な工業製品などに赤い文字でGのマークを見かけると思います。
このGのマークはグッドデザイン賞を受賞したことを示すシンボルマークとなっていますが、
グッドデザインとは、なんとなく良い製品もしくは良いデザインという認識なのではないでしょうか。
また、どのうような基準で選考されているかを皆さんはご存知でしょうか。

グッドデザイン賞は毎年4~5月にかけて応募を行っており、その年の10月に東京のミッドタウンで発表されます。
審査対象数は約5,000件にのぼり、受賞されるのは約1,300件。
海外からも応募が多数あり日本を含めると31カ国になります。

グッドデザイン賞は、他のコンペとは異なりデザインの優劣を競うのではなく、審査を通じて新たな「発見」をし、
Gマークとともに社会と「共有」することで、次なる「創造」へ繋げていく仕組みになっています。

常に向き合うべき根源的なテーマとして5つの言葉を「グッドデザイン賞の理念」として掲げられています。
※以下公式HPより抜粋

人間(HUMANITY):もの・ことづくりを導く創発力
本質(HONESTY):現代社会に対する洞察力
創造(INNOVATION):未来を切り開く構想力
魅力(ESTHETICS):豊かな生活文化を想起させる想像力
倫理(ETHICS):社会・環境をかたちづくる思考力

このように、グッドデザインとは単に見た目が美しいデザインではなく、問題の解決や暮らしを良くしていくものと考えられます。

当社でデザイナーとして制作する物も「かわいい」「かっこいい」はもちろん、
顧客の課題を解決できるものがグッドデザインとして、次に繋がっていくのではないでしょうか。